最初の作品
前回に引き続き、私がレザークラフトにハマった経緯。
とりあえず、WEBで調べて初心者用の道具一式をハンズで購入。
初めての作品に挑戦したのが、記念すべき(?)31歳の誕生日でした。
最初に作ったのは、会社のIDカード入れ(首から下げる奴)。
平日、帰宅してから一晩で作ったんですが、どうです?意外にまともっぽいものができたと思いませんか(自画自賛)。
特に気に入ったのがこの縫い目。どうですか、結構、整ってる気がするでしょう。(今見ると、全然荒いんですけどね……。)
知識はネットの独学で、経験一切皆無。初挑戦でこのくらいのものができたという事実に、だいぶ調子に乗った私は、あれ?これ何でも作れるんじゃない?と、思ってしまったわけです。
そう、意外にすんなりといい感じの作品ができてしまう。しかも革製品ですから、実用品です。そのまま身につけられるのです。上手く作れた満足感とともに。それが私がレザークラフトにハマったきっかけの一つかなーと思います。
作ってる最中はもう無心
それからもう一つ。作ってる時、特に縫っている時の糸を引き締める手触りが、すごくイイんです。革をキュッと締めて整った縫い目を一つ一つ作っていく、その無心になる感覚の虜になってしまいました。
他にも、革独特の匂いとか、裁断の手応えとか、菱目打ち(レザークラフトは縫い穴を事前にキリであけるんです)を打ちこむ音とか。
何より五感をフルに使って、一つの目的に集中するひととき。その時間自体がすごく、素敵なものだと知ってしまったのが決め手だったんだろうな、と今になって思います。
まとめというか、言いたかったこと。
我が身を振り返った上で、言いたいこと。
レザークラフトは、楽しいよ!
自分の手で何かを作り上げる充実感。その過程の試行錯誤と没頭感。出来上がったものを身につける誇らしさ。
そんな喜びを、ぜひ体験して欲しいなと思って、この記事を書きました。もしこの記事を読んで挑戦したくなった人がいたら、嬉しいです。
そんな方向けに、今度、私なりの初心者最低限セットを紹介しますね。(私が始めた時点でそういうサイトを読んで始めてるので、類似サイトは沢山ありそうですけど笑)