ちょっとドヤ顔できる趣味、レザークラフト②

最初の作品

前回に引き続き、私がレザークラフトにハマった経緯。

とりあえず、WEBで調べて初心者用の道具一式をハンズで購入。

初めての作品に挑戦したのが、記念すべき(?)31歳の誕生日でした。

最初に作ったのは、会社のIDカード入れ(首から下げる奴)。

平日、帰宅してから一晩で作ったんですが、どうです?意外にまともっぽいものができたと思いませんか(自画自賛)。

特に気に入ったのがこの縫い目。どうですか、結構、整ってる気がするでしょう。(今見ると、全然荒いんですけどね……。)

知識はネットの独学で、経験一切皆無。初挑戦でこのくらいのものができたという事実に、だいぶ調子に乗った私は、あれ?これ何でも作れるんじゃない?と、思ってしまったわけです。

そう、意外にすんなりといい感じの作品ができてしまう。しかも革製品ですから、実用品です。そのまま身につけられるのです。上手く作れた満足感とともに。それが私がレザークラフトにハマったきっかけの一つかなーと思います。

作ってる最中はもう無心

それからもう一つ。作ってる時、特に縫っている時の糸を引き締める手触りが、すごくイイんです。革をキュッと締めて整った縫い目を一つ一つ作っていく、その無心になる感覚の虜になってしまいました。

他にも、革独特の匂いとか、裁断の手応えとか、菱目打ち(レザークラフトは縫い穴を事前にキリであけるんです)を打ちこむ音とか。

何より五感をフルに使って、一つの目的に集中するひととき。その時間自体がすごく、素敵なものだと知ってしまったのが決め手だったんだろうな、と今になって思います。

まとめというか、言いたかったこと。

我が身を振り返った上で、言いたいこと。

レザークラフトは、楽しいよ!

自分の手で何かを作り上げる充実感。その過程の試行錯誤と没頭感。出来上がったものを身につける誇らしさ。

そんな喜びを、ぜひ体験して欲しいなと思って、この記事を書きました。もしこの記事を読んで挑戦したくなった人がいたら、嬉しいです。

そんな方向けに、今度、私なりの初心者最低限セットを紹介しますね。(私が始めた時点でそういうサイトを読んで始めてるので、類似サイトは沢山ありそうですけど笑)

ちょっとドヤ顏できる趣味、レザークラフト

大人の趣味(?)レザークラフト

私はレザークラフトが趣味です。31歳の誕生日に始めたので、ちょうど3年余り続けてることになりますね。正直、どっぷりハマってます。

意外と手軽に始められて、ハマると奥の深いレザークラフトの世界をご紹介して、こういう趣味もいいかもなー。と思ってもらうことが、この記事の目標です。軽い気持ちで読んでみてください。

レザークラフトの世界へ(私がハマったきっかけ)

一言で言えば革を使った工作。レザーのクラフト。それ以上でも以下でもない。じゃぁ、そんなの何が楽しいの?

……何でしょう?意外と、自分の「楽しい!」を言語化するのって難しいですよね。理屈じゃないというか。でも、言葉にできなきゃBLOGじゃないので、当時の私の思考をなぞりつつ、革細工という”沼”にハマった経緯を振り返ってみます。

人に話せる趣味が欲しかった。

当時の私は31歳を間近に控えた社会人。仕事は忙しいし、上京してきて友達も少ないし、休日なんて疲れて外出する気も起きない。せいぜい趣味といえば、漫画とアニメとニコニコ動画。そんな日常を過ごしてたら、30を過ぎたオヂサンになってました。

そして気づいたのです。「ご趣味は?」って聞かれたときにめちゃくちゃ困る、と。別に、アニメも漫画もラノベも好きですよ。未だに。

ただ、ビジネスマンとして雑談で語ってもいい(リスクのない)趣味が無い→話が弾まない→気まずい、という経験を繰り返して、困ったなー……と思っていたのでした。

そんなある日、偶然目に止まったのが東急ハンズのレザークラフトコーナです。なんとなく、案外できるんじゃないかなー、自分で財布とかキーケース作って持ってたら、話のネタになりそうだな。というのが当時の率直な思いつきでした。(なお、その時点では革製品にコダワリとか興味とか、一切なかったりしました。)

なんでそんな根拠のない自信があったのか、今にして思えば全く謎です。まぁでも、結果として思いつきから数日後にはスマホでざっくりとした情報収集を終え、最低限必要そうな道具を買って、レザークラフターとしての第一歩を踏み出したのでした。

 

続く。